冬の異変 -東北-

collage_tohoku.jpgこんばんは。
昨日は春の嵐で、東京の気温はなんと5月並みの23℃近くまで上がり、
電車も軒並み止まってしまったようですね!

"ようです"・・・というのは、私はこの週末は山形・宮城にいて、東京のことは
帰って来てから聞いて知ったのです。

私も、滞在していた東北地方ではいろいろな異変を実感しました。

2月の13・14日は、東北の各地で雪に関するお祭りなどが最盛期の時期だそうです。

上の写真にある神社は山形県米沢市にある上杉神社で、ここでもこの2日は
「上杉雪灯篭まつり」が開かれていました。

米沢市は、山形県の中でも"特別豪雪地帯"に指定されているほど雪の多い場所。
にもかかわらず、今年は雪不足のため、まつりのための雪灯篭を造ることができず、
どこかからトラック何台分も雪を運んで来て、いつもの半分くらいの規模ながら
開催をすることになったそうです。

灯篭なのでメインは夜なのですが、私がたまたま訪れたまつり初日の午後、
既に解けて灯篭が傾いているという・・・(^_^;)
歩いていても全く寒さを感じませんでした。

道を走っていても、脇に除雪された雪はありますが、道路は乾いた状態で
雪は全くありません。

さらに、スキー場へ続く山道でさえも雪がなく、普通の道と同じように
スイスイ進めてしまいます。
この日、ゲレンデの気温は10℃だそうで、地元の方は至るところで口々に
「ありえない」と言っていました。

この暖かさ、旅行をするには快適で良いのですが、大きな打撃を受けて
しまったのが樹氷です。

2月の中旬といえば、樹氷のピーク。
今年は雪不足のため、最大の大きさに成長するまで1ヶ月かかったと言います。

樹氷原の平均的な気温はマイナス10℃。
それが、この暖かさで氷点下になりません。
そして、氷点下にならないということは、雪のはずが雨となってしまいます。

樹氷の天敵は、気温よりも雨なのだそうです。
樹に張り付いた氷は、雨の重さによって一瞬で落ちてしまいます。
この週末は暖かい上に雨が降り、樹氷も消滅とのことです(>_<)

1ヶ月かけて形成されたものが、一度の雨でなくなってしまう・・・
これからまた寒くなって形成されていったとしても、また1ヶ月もかかっていたら
春になってしまいます。
ピーク時にして今年の樹氷シーズンは終了となってしまうのでしょうか・・・

2月半ば、真冬の東北で「暑い暑い」とコートも着ない旅をするとは思っても
みませんでした。風もなく本当に穏やかでした。

でも、やはり冬は冬らしく寒くなってほしいなぁ・・・と願わずにはいられない
東北の旅でした。

おしまい。

注・今日の写真の一部はただの旅の写真で、本文とはあまり関係がありませんm(_ _)m


2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29