2020年11月の記事

こんばんは!
今日は、昨日で終わる予定だった奈良旅レポートの続きをお届けしたいと
思います。


2日目、11月22日(日)。

午前中は奈良監獄へ
監獄から近鉄奈良駅に戻って来たらもう13時過ぎだったので、まずはお昼へ。

猿沢池越しに興福寺の五重塔を見て、ならまちに向かいます。
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ならまちは、町家が建ち並ぶ風情ある町並みです。
庚申信仰が伝わっており、病気や災難を代わりに受けてくれるという「身代わり猿」が
あちこちの軒先に吊るされています。
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そんな「ならまち」の中で、今日のお昼は三輪そうめん。
昨年オープンしたお店で、鯛だしを使ったそうめんが人気です。約1時間半待ちました。
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お昼に思わぬ時間を取られ、その後の予定がどんどん押してしまいました。

昨日に続いて奈良公園に行き、ゆっくり見たかった鹿の見物もそこそこに東大寺へ。
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奈良に来てここは外せない・・・ということで大仏様を拝みました。

↓大仏殿(国宝)。創建時より3分の2に縮小していますが、現存する
 木造建築では世界最大級。
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↓本尊、盧舎那仏坐像(国宝)。日本最大の金銅仏(座高15m)です。
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その後、すぐそばにある興福寺へ。
閉館間際の時間となってしまいましたが、見てみたかった阿修羅像のある国宝館は
ゆっくりと見ることができました。
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17時過ぎ。すぐそばの近鉄奈良駅から、昨日に続きこれまた「秋夜の奈良旅」で
11月の金土日祝のみ運行されている「奈良若草山夜景観賞バス」で若草山へ。
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若草山は新日本三大夜景にも選ばれているそうで、函館や神戸のような華やかさは
なくても、美しく光り輝いていました。


3日目、11月23日(月・祝)。

最終日は午前中のみ、2ヶ所だけの観光です。この日は西ノ京エリアへ。
西ノ京とは、平城京の右京(西)、朱雀大路の西側にあることが由来の名称です。

まずは薬師寺。近鉄西ノ京駅の目の前です。
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金堂。国宝の薬師三尊像(薬師如来と日光・月光菩薩)はここにあります。
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↓東塔。1300年以上前の薬師寺創建当時から唯一現存し、平城京最古の建造物です。
 2009年から、110年ぶりの解体修理が10年以上かけて行われ、今年の4月に落慶法要が
 行われる予定でしたが、コロナの影響で延期され、今もまだ工事中です。
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六重に見えて実は三重塔。リズミカルな建築美から「凍れる音楽」と称されるだけ
あって、その姿は非常に美しいです (人´∀`)

来年3月から6月の間、塔の内部が一般公開されます。

↓『西遊記』のモデルである玄奘三蔵の遺骨を祀る「玄奘三蔵院」。
 伽藍には平山郁夫の壮大な(49mあります)壁画『大唐西域壁画』も納められ、
 玄奘三蔵の旅を彷彿とさせるシルクロードの世界が圧巻!の超大作でした(公開は期間限定)。
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最後は、薬師寺から徒歩で行かれる唐招提寺です。
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こちらの金堂に、本尊の盧舎那仏坐像や千手観音菩薩立像などがあります。
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開山御廟(鑑真の墓所)。
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宝蔵(奥)と経蔵(手前)。校倉造りは東大寺の正倉院が有名ですが、日本最古の
校倉はここ唐招提寺の経蔵です。
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以上、奈良は3連休といっても京都のような尋常でない混み方ははく、
各お寺もゆっくりと見てまわることができました。

奈良時代から明治時代へ、歴史を感じる3日間の旅となりました。

おわり。


奈良旅・その2 -法隆寺・春日大社-

こんばんは。

今回の奈良旅は、昨日書いた奈良監獄に行くことが目的だったのですが、
せっかくの3連休ということで奈良観光もして来ましたので、「その2」では
そちらのレポートを書きたいと思います。

私は奈良はほぼ初めてといってもいいくらい(昔行ったようですが覚えていない)で、
ド定番のところばかりですが、奈良旅行に行ったつもりでご覧いただければと
思います^^;。


1日目、11月21日(土)。

最初の目的地は法隆寺。
東京駅を8:00発の新幹線で奈良に向かいましたが、乗り換えなども含め
その時間だと法隆寺に到着できるのはお昼時になります。

法隆寺の参道に着いて、まずは腹ごしらえ。
奈良といえば柿の葉寿司!ということで、法隆寺参道のバス停のすぐそばにある
柿の葉寿司のお店で早速名物を食します。

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法隆寺に到着。「日本最初の世界文化遺産」と書かれています。
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↓拝観料を払った後に通る回廊。
 この柱は、ギリシャのパルテノン神殿でも見られる、中央が太くて上下が細い
 「エンタシスの柱」と呼ばれるもので、国宝にも指定されています。
 こんな何気ないところまで国宝だなんて、法隆寺、やはりケタ違いです。
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五重塔と金堂。
五重塔は、教科書に出て来た"世界最古の木造建築"、そして日本最古の五重塔でもあります。
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五重塔の屋根の下にいる、五重塔を支えている4体の邪鬼にも注目ですよ〜(何か愛嬌がある)
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法隆寺といえば、 
 
  「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」
   (句意:茶店で一服して柿を食べると、途端に法隆寺の鐘が鳴り、その響きに秋を感じた)

正岡子規の俳句があまりにも有名ですね。法隆寺の境内、鏡池のほとりには
その句碑もあります。子規と同じ秋に訪れたため実感が湧きます。
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↓平安建築の大講堂(左)と奈良時代建立の夢殿(右)。ともに国宝。
 夢殿では本尊の救世観音立像の特別開扉がこの日の翌日まで行われていたので、
 法隆寺を初日に訪問した次第です。
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法隆寺には1時間半ほど滞在し、斑鳩から一旦奈良市内のホテルへ。
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ロビーにあったクリスマスツリーのオーナメントも奈良の鹿^^
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夕方、奈良公園の本物の鹿(神の使いとされ天然記念物)を見ながら春日大社へ。
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春日大社では11月の土曜日限定で、「秋夜の奈良旅」夜間特別参拝と万燈籠が行われています。
回廊内1,000基の釣燈籠に火が灯され、幻想的な雰囲気になります(*´∀`*)。
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1日目はこれで終わり。

奈良旅レポートは今日で終わる予定でしたが、想定外に長くなったため
明日に続きます(^_^;)
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こんばんは。
本日のブログのタイトルは敢えて「奈良○○」と、名称を隠してみましたが、
皆様、この洒落た洋館風の建物、何だと思いますか?


こちら、実は「刑務所」なんです。


1908年から2017年まで「奈良少年刑務所」として現役で使用されていた、
旧「奈良監獄」です(○○の正解は「監獄」でした^^;)
歴史の中で、奈良監獄→奈良刑務所→奈良少年刑務所と名前を変えています。
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明治時代に、刑務所の近代化を目指して建てられたいわゆる「明治五大監獄」の一つで、
他には長崎監獄、金沢監獄、千葉監獄、鹿児島監獄がありますが、今も完全な形で現存
しているのはこの奈良監獄のみとなります(他は門だけ、など)。(設計は全て山下啓次郎)

ここはその外観や内部のデザインから、"美し過ぎる刑務所"なんて言われたり
しています。

通常は非公開ですが、今回、内部を見学できる機会がありましたので中の様子を
レポートしたいと思います!

それでは、庁舎から中に入ってみましょう
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↓ちなみに全体はこんな感じ。今、矢印の所から入ろうとしています。
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歴代の刑務官の制服や、収容者人数の推移などなど、さまざまな資料が展示されています。
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昨年3月に公開されたジャニーズの映画の舞台(ロケ地)にもなっているそうです。
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さらに、現在放送中のNHKドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』で、ちょうど
この奈良監獄がロケ地となっている回が今月14日、21日の2週にわたって放送されました。

↓1階の中央看守所。
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↓舎房。独房が整然と並んだ様は、古いのにどこか近未来的。
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↓独居房。現在は「単独室」といいます。
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↓重屏禁房。通称「マル房」。違反行為をした受刑者に対する懲罰として最大7日間の
 重屏禁(暗い罰室にこもらせ、寝具を与えない)が行われていたとか。
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なお、現在は非人道的であるという点から行われていないそうです。

↓雑居房。現在は「共同室」といいます。
 こちらは3人部屋ですが、現在の共同室は3人ではなく6人部屋なのだそうです。
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↓2階の中央看守所。
 舎房は第一寮から第五寮までの5棟ありますが、この中央看守所から放射状に
 配置されている「ハビランドシステム」により、少ない職員で舎房を管理することが
 できるようになっています。木製の監視台はアール・ヌーヴォー様式だそうです
 (そのあたりには詳しくありません  m(_ _)m)。
 細部にまで意匠を凝らしたかっこいいデザインです。
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刑務所なのに、美しいと思ってしまう・・・
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舎房以外の棟も見てみましょう。

↓こちらは医務所。
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歯科治療室、調剤室、診察室、処置室などがあります。
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一瞬、ここが刑務所だということを忘れかけていましたが、すぐそばにこんなものが。

↓ 奈良奉行所にあった牢舎で、通称「ギス監」。
 なぜ「ギス監」かというと・・・キリギリスを入れる虫かごに似ているからだとか (゚Д゚;
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庁舎前の庭園も美しく、絵になります。
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赤レンガ造りの塀に囲まれたこの旧奈良監獄。
広さは32,000坪ということでとにかく広い!
東京駅丸の内駅舎や旧富岡製糸場を超えて日本最大のレンガ造りによる
文化財建造物となっています。
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今後は、星野リゾートが手掛ける"監獄ホテル"に生まれ変わるとのこと
(2021年の予定が2024年に延期)。壊される前に見ることができてよかったです。

ここが、ホテルになってどんな風になるのか、今から楽しみです。

日本一魅力のない県!? -知られざる魅力-

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こんばんは。
紅葉が見頃の季節になりましたね。

久しぶりにどこかドライブでも・・・と思いながらなかなか行き先が
決まらない私ですが、今回は「栃木県」に行こう!と決めました。

なぜかというと・・・

先日発表になった「都道府県魅力度ランキング」で、なんと栃木県が
最下位になってしまったとのこと。

いやいやいや、栃木県は魅力たくさんあるでしょう!
最下位だなんて納得がいかないなぁ、よし!魅力的な場所を見つけてブログで
発信しよう!・・・と思った次第です。

というわけで、本日は栃木県の中でも県外の方にはあまり知られていない
名所を2ヶ所ご紹介したいと思います(そういう私も"県外の方"ですが^^;)。

今日ご紹介する2ヶ所はともに鹿沼(かぬま)市にあります。
日光や宇都宮よりは少し東京寄り(南)ですね。

★大芦渓谷(おおあしけいこく)
 
東北自動車道、鹿沼ICから一般道で1時間くらい走ったところにあります。

↓この先に紅葉で有名な橋があるのですが、駐車場が数台分しかありません。
 たくさんの車が来ていましたが、路駐している車も多いです。
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↓こちらが、「大もみじ」で有名な白井平橋です。
 真っ赤に色づいています。
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これだけでも十分綺麗なのですが、この場所のオススメポイントはそこではありませんよー。

この先、橋を渡って少し歩いた右側に河原へ下りる道があります(目印などは
何もなくどこがそうなのかわからなかったのですが、他の人について行きました^^)。

河原へ下りて先程の橋を見ると・・・

↓アーチ型の橋と、逆光に輝く見事なグラデーションの紅葉と、
 透明度抜群の清流、そこに映り込む紅葉はまさに一幅の絵のよう(´- `*) ウットリ...
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周りの山々には日が当たっていなくて暗いのに、ここにだけ日が当たって
光り輝いている・・・という奇跡のような絶景にため息が出ることでしょう。

午後には太陽が傾いてしまうため、このような輝きや川への映り込みは
見られなくなってしまいます。
晴れた午前中にだけ見られる絶景なのです 201012_2.jpg

ちょっと興ざめにはなってしまいますが、実際に撮影しているのは
こんな↓場所です。良い場所を確保するのは苦労します...
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橋の周辺だけが奇跡的に輝いている様子がおわかりいただけるでしょうか?
条件が合う時に訪れたなら、是非橋の上だけではなく下にも下りていただくことを
強くお勧めいたします!

こちらは、これからもっと赤くなっていきますので、まだ見頃は続きます。

★古峯神社(ふるみねじんじゃ)・古峯園(こほうえん)

先程の白井平橋から車で15分程の距離にあります。201108_6.jpg

大芦渓谷と一緒に訪れる人が多いようですが、大芦渓谷と古峯神社では紅葉の
ピークがずれているのが難しいところ。
こちらの紅葉は大芦渓谷より早く、1週間前に最盛期を迎え、モミジも色鮮やかです。

↓水の上に落ちたもみじも風流☆この水がまた透き通っていて美しい...
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↓真っ赤とオレンジと・・・このバランスが良いですね。
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古峯神社の御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、別名を「天狗の社」とも
言うそうです。天狗の描かれた御朱印が人気となっています。
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古峯神社の神苑が、古峯園(こちらは "ふるみね" でななく "こほう" と読みます。
ちなみにこのあたりの場所は古峰ヶ原("こぶがはら")・・・ああ、ややこしい)。

広さ30,000坪の回遊式日本庭園。借景や紅葉の映り込みが美しい!池にはコイもたくさん。
201108_7.jpg  201108_12.jpgのサムネール画像

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庭園内にある茶屋で食事もできたり、のんびり過ごすにはとても良い場所です。

入園券は切らしているとのことで(^_^;)(ちなみに庭園の入園料は300円です)、
案内書面が何もなかったのですが、紅葉以外の時期も四季折々それぞれの風景が見られる
ようです。

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大芦渓谷にしても古峯園にしても、メジャーではないため情報が少ない!
こんなにいいところがあるのに・・・

栃木県も魅力はたくさんあります!
ぜひ、次の機会には栃木県を訪れ、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

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